ベランダが狭い人でも家庭菜園で【10倍の野菜】がとれる方法とは?
ベランダが狭いという理由で家庭菜園を諦めてしまってはいませんか?
狭いベランダでも、使うプランター次第で「通常の10倍」の野菜が収穫できるんですよ。
本記事では、ベランダが狭い人でも家庭菜園を楽しめるプランターをご紹介します。
【こんな人におすすめ】
ベランダが狭いけど家庭菜園をしたい人
たくさんの野菜を栽培・収穫したい人
観葉植物・家庭菜園用のオシャレなプランターを探している人
<目次> ■収穫10倍の『タワー型プランター』 ■使い方とサイズ ■おすすめの野菜、ハーブ ■デメリット ■まとめ
■ベランダが狭い人でも家庭菜園がしたい!収穫10倍の『タワー型プランター』
ベランダが狭い人でも家庭菜園を楽しみたいですよね。そんな人にオススメなのが、ヨーロッパ発のタワー型プランター『PAUL POTATO(ポールポテト)』です。
これでまでのプランラーを縦に積んでいはいけないという常識を覆し、タワー型にすることでベランダが狭い人でも同じスペースの約10倍の収穫量を見込むことができます。
名前にポテトが付いていますが、育てられるのはじゃがいもだけではありません。トマトやバジルなど、様々な野菜やハーブなどを組み合わすことが可能。ベランダが狭い人でも、オリジナルの家庭菜園タワーを作って楽しむことができます。野菜だけではなく、観葉植物を植えることもできますよ。
プランター本体は正三角形の角を落とした独自の六角形の形で、この形がベランダが狭い人でも家庭菜園でたくさんの野菜を栽培する秘訣。この形で日当たりを確保しつつ、効率よく栽培することが出来るのです。
■ベランダが狭い人でも家庭菜園を楽しめる『ポールポテト』の使い方とサイズ
ベランダが狭いけど、家庭菜園を楽しみたい人には、かなり気になる存在のPAUL POTATO(ポールポテト)。実際に使うにあたっての使い方を解説します。上の動画は全て英語なので、英語がわからない方は無理せずに「なんとなくこんな雰囲気か〜」と見てもらえればOKです。
使い方は、①プランター全てに土を入れます。②種もしくは苗を植えます。この時、植える場所に注意が必要です。どこでも植えられるわけではなく、プランターが重なり合わない場所を選んで植える必要があります。それぞれプランターの3つ角に日が当たるように植えてくださいね。③全てのプランターに植え終わったら、縦に積み重ねて準備完了です。ベランダが狭い人には気になる家庭菜園で必須の水やりも、そのまま上から水をあげることが出来るので、楽ちんですね!
別途で購入する必要があるのは、土と種・苗だけ!
ホームセンターに行けば、季節によって色々な種や苗、もちろん土も販売しています。スーパーで購入するとチョットお高い有機野菜も、自分で作ればおトクに食べることができます。
土を選ぶときは、野菜用の土、お花用の土、観葉植物用の土など用途に分かれて販売していますので、自分の目的に合わせて購入してくださいね。お店で買うと重たいので、車で行くことをオススメします。土はネットでも販売していますよ。
次に、プランターのサイズについて解説していきます。
大きさは、幅・奥行きとも380mm、高さは一段あたり174mm(プラスチック製)、182mm(スチール製)となっています。
4段積み上げると高さが約70〜73cm、3段だと約50~60cmになります。すべて重ねて使う必要はないので、お好みに合わせて2段などでもOK。ベランダが狭い人は、家庭菜園のスペースに合わせてプランターを重ねる段数を決めてくださいね。もちろん1段だけでも使えますよ。
必要な土の量は1段あたり、プラスチック製で14L、スチール製で16Lです。4段すべて積み重ねる場合は、プラスチック製で56L、スチール製で64L、3段の場合はプラスチック製42L、スチール製48Lが必要になります。
プラスチック製、スチール製とご紹介しましたが、現在プラスチック製は売り切れ中です。さらに、スチール製4段も売り切れ。
いますぐ購入できるのは、スチール製の3段のみです。その理由は次で説明いたしますね。
【 必要なもの(スチール製3段の場合)】
・植物の種/苗
・土(48L)※25Lの土を2つ買うと◎
■ベランダが狭い人でも家庭菜園で育てられるオススメの野菜、ハーブ
ベランダが狭い人でもPAUL POTATO(ポールポテト)を使って家庭菜園を楽しむとき、『どんな野菜がポールポテトに向いているんだろう?』と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。
ポールポテトを初めて使う人でも簡単に育てられる季節別の野菜オススメ3選をまとめました。
ポールポテトは構造上、下から1・2段目に高さのあるものは植えることが難しいので、トップの3段目に高さのあるミニトマトや水菜などを植えることがコツです。
また、植物によって若干の植え付け時期が異なりますので、一気に3段すべてを植えるのではなく、時期に合わせて増やしていくのが元気に育てるヒケツですよ。
苗や種はホームセンターに売っているので、お近くのお店で購入してみてくださいね。
【春】1段目:じゃがいも(種芋)/2段目:バジル(苗)/3段目:ミニトマト(苗)
ベランダが狭い家庭菜園に1番オススメな野菜は、やっぱりジャガイモ。春から始める人は、1段目にジャガイモ、2段目にバジル、1番上にミニトマトがおすすめ。
ポールポテトの名前にも付いているジャガイモがやっぱり1番のおすすめ!
ジャガイモは種いもがホームセンターなどに売っているので、それを購入してプランターの3つ角に埋めればOK!超簡単なので初心者さんでも安心して育てることができます。
種いもの植え付け時期は、2月下旬〜4月上旬、8月下旬~9月中旬の2シーズン可能です。
2段目はバジルがおすすめ。バジルは種よりも苗を購入してきた方が、初心者さんでも簡単に育てられます。買ってきた苗をプランターの3つ角に植えて、1段目のじゃがいもに積み重ねます。
苗の植え付けは、5~7月頃。
1番上は、高さのでるミニトマトがおすすめ。ミニトマトは小学生でも育てられるほど、苗で購入すれば簡単にお世話することができます。種からだと難易度が上がるので、初心者さんは苗植えを推奨します。
苗の植え付けは、5月上旬〜6月上旬頃。
【夏】1段目:じゃがいも(種芋)/2段目:小松菜(種)/3段目: インゲン(種・つるあり)
ベランダが狭い家庭菜園で1番のオススメのジャガイモを、夏も1段目に植えてみましょう!1段目にジャガイモ、2段目に小松菜、3段目にインゲンを植えることを、夏はオススメします。
ジャガイモは春と同じように、種いもを購入してプランターの3つ角に埋めます。
種いもの夏の植え付け時期は、8月下旬~9月中旬頃。
2段目は小松菜がオススメ。小松菜は、種から植えて数日ですぐに芽が出るので、苗を買う必要はありません。小さな芽が出てから、あっという間に大きくなるので、成長を見守るのがとても楽しいですよ!
種まきは、2月下旬〜10月下旬頃。
1番上は高さのある“つるあり”のインゲンがオススメ。つるがないものも存在しますが、ツルありのものを上に向かって育てていきましょう!種からでも簡単に育てることができますよ。
種まきは、7月中旬〜下旬頃。
【秋】1段目:ラディッシュ(種)/2段目:チンゲンサイ(種)/3段目:リーフレタス(種)
ベランダが狭い家庭菜園でジャガイモの同様オススメなのが、ラディッシュ。ジャガイモの代わりに1段目にラディッシュ、2段目にチンゲンサイ、3段目にリーフレタスが秋はおすすめです。
ラディッシュは色とりどりの種類があり、種から育てることも容易です。
種の植え付けは、4〜5月、9~10月の2シーズンが可能なので、 春にジャガイモの代わりにラディッシュを育ててもOK!
2段目はチンゲンサイ。チンゲンサイは種まきから育てます。手のひらにのるほどのミニサイズのチンゲンサイもあり、種をまいてから1ヵ月足らずで収穫できるので試してみるのも楽しそうです。
種の植え付けは、3月中旬〜10月中旬頃。
リーフレタスも種まきでOK。60日ほどで収穫できます。
種の植え付けは、3~4月、9~10月頃の2シーズン可能です。ミニトマトの代わりに春にリーフレタスを育ててもOK!
【冬】1段目:カブ(種)/2段目:ほうれん草(種)/3段目:エンドウ(種)
冬から始める人は、あまり多くない気はしますが、1段目にカブ、2段目にほうれん草、1番上にエンドウがおすすめ。ただし真冬の家庭菜園は難しいのが現状です。初心者さんは特に、11月頃までが限界と思っていた方が良いと思います。それ以降は少し待って春が訪れたら、チャレンジすると良いですよ!
カブはラディッシュ同様に種まきから育てて簡単に育てることができます。
種まきの時期は、3月下旬〜4月下旬、9月上旬〜10月上旬の2シーズンです。ジャガイモの代わりに春にカブを育ててもOK!
2段目はほうれん草。ほうれん草も同様に種からでOKです。ほうれん草は1ヶ月くらいで収穫が可能ですよ。
種まきの時期は、3月~5月、7月~9月、9月~11月と3シーズン可能!春、夏にバジル、小松菜の代わりに育ててもOK!
エンドウもインゲンと同様につるが伸びるので、3段目を使用してどんどん上へ伸びていくように育ててくださいね。
種まきの時期は、10月中旬〜11月中旬です。
色々とご紹介しましたが、品種によって種まきや植え付けの時期が異なる場合があるので、種や苗を買うときはチェックしてから購入してくださいね!
■ベランダが狭いけど家庭菜園をしたい人は急げ!デメリットは品薄。
ここまで読んでくださった人のなかには『ポールポテトを始めてみようかな?』と思った人もいるはず。そこでポールポテトを始める前に、デメリットを2点お伝えします。
1点目は、日本で品薄ということ。実は、PAUL POTATO(ポールポテト)は以前、クラウドファンディングを立ち上げていて、結果は成功。
しかも、開始1日で達成率100%、最終的には805%という驚異の数字でした。目標金額が20万円のところを、約160万円の支援が集まるという大人気、大成功!
こんなに大人気な商品にも関わらず、在庫がなくなり次第、日本での取り扱いがなくなってしまうのです。しかも伴って最終セールを開催中で、残っているのは4商品中、スチール3段セットの1商品のみなので、手に入らなくなるのも時間の問題です。
2点目は、お値段がチョット高めということ。
大型のプランターなだけあって、スチール製3段セットが定価で19,800円とそこそこなお値段。
その理由は①スチール製であること、②3段セットであることの2つです。
そもそもスチール製でこんなにオシャレなプランターが、世の中には少ないので比較しにくいですが、試しに通販サイトで同じようなプランターを探してみると、驚きのお値段。それが3つセットなのですから、しょうがないかという気持ちにもなります。
ただし、良くも悪くも最終セールということで、スチール製3段セットが15%OFFになっています。
いずれにせよ、お値段よりも「ベランダが狭いけど家庭菜園を楽しみたい!」「唯一無二のオシャレなプランターが欲しい!」という人にポールポテトはオススメです。
▼通販サイトの大型スチールプランター
HPにはさらに『在庫処分のため、プラスチック各製品が40%OFF!』と記載があるのですが、現在プラスチック製品の40%OFFのセールは開催されていません。
その上に『現在トレイの在庫不足により、セール設定を停止しております。他事業者様からの在庫返却が行われ次第、セールを再開いたします。』とセール停止中の旨が書かれていますが、現時点でトレイ単品商品の在庫は既にある状態です。
これはあくまで私の予想ですが、在庫が増えることは今後ないと思います。
■まとめ
ベランダ狭い人でも家庭菜園でたくさんの野菜ができて、こんなにもオシャレだなんて、家庭菜園好きさんにはとても嬉しいプランターではないでしょうか。
私は『こんなにオシャレで、ベランダが狭い人でも家庭菜園を効率よく楽しめるプランターは、見たことがない!絶対に紹介したい!』と一人興奮し、売り切れ寸前ですが記事に書かせていただきました。どうかこの記事を見た方が間に合いますように...!
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KURASHIAIは、誰でもできる小さなパーマカルチャーを発信するメディアです。 あなたに合った暮らしのスタイルとして『パーマカルチャー』という考え方を提案しています。 パーマカルチャーとは、地球にも人にも優しい、一人ひとりの生活スタイルを考える思想です。日本ではあまり馴染みのない言葉ですが、最近よく聞く「丁寧な暮らし」や「DIY」をイメージすると、わかりやすいかもしれません。ここでは簡単に「サスティナブルな丁寧な暮らし」と理解していただければと思います。 KURASHIAIでは、誰でも出来る簡単なパーマカルチャーのことを「小さなパーマカルチャー」と呼ぶことでハードルを下げ「小さなパーマカルチャー」に関するコンテンツを発信をしています。
パーマカルチャーとは?
パーマカルチャーとは、パーマネント(永続性)と農業(アグリカルチャー)、そして文化(カルチャー)を組み合わせた言葉で、永続可能な農業をもとに永続可能な文化、即ち、人と自然が共に豊かになるような関係を築いていくためのデザイン手法です。
PERMACULTURE CENTER JAPAN 参照
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