【醤油麹の作り方】乾燥麹でも水いらず！２：３でつくる簡単レシピ。

2022-05-03 2022-05-03

KURASHIAI

醤油麹を乾燥麹でつくる時、水を入れていますか？
麹２：醤油３の分量でつくれば、お水は不要です。

本記事では、わたしが実際に水なしの乾燥麹と醤油でつくった醤油麹の作り方をご紹介します。

【こんな人におすすめ】
醤油麹を乾燥麹で水なしで作るレシピが知りたい人
醤油麹を少量で作りたい人

醤油麹の保存容器に関しては、別の記事でまとめているのでご覧ください。

醤油麹には乾燥麹・生麹？水はどちらも不要！

麹は、大きく分けて乾燥麹と生麹の２種類があります。

生麹は麹の力が強く、本格派の人におすすめ。生麹の麹菌は生きているため雑菌に弱い傾向にあります。そのため保存期間がとても短いのが欠点。生麹を購入してすぐに使い切る場合は問題ありませんが、麹が残ってしまったり、使う日程の変更などには要注意です。

乾燥麹は、生麹の水分を飛ばして乾燥させたもので、初心者の方や長期で保存したい人におすすめ。麹の力は生麹までではないものの、その使いやすさが人気です。麹を使うものにもよりますが、水で戻してから使うこともあります。

今回は醤油麹の作り方を、乾燥麹を水に戻さずに作った簡単レシピをご紹介します。

醤油麹の作り方＜乾燥麹でも水いらず＞

醤油麹を乾燥麹から作るとき、お水を入れているレシピと、入れていないレシピがありますが、私はお水を入れていないレシピ推奨です。
麹の販売店のプロのレシピを見ても、お水を入れているところはありません。
お水を入れる要因としては、水で戻す目的のほか、味付けを薄くする、水ではなくお湯を入れることによって発酵を促すなどといった目的があるようです。

醤油麹はせっかく長期保存ができるのに、お水を入れることで保存期間に影響がありそうなので、個人的には醤油と麹のみの水なしでつくった醤油麹がおすすめです。仮にお水を入れるとしても、保存のことを考えるとミネラルウォーターはあまり良くなさそうです。
乾燥麹を戻すならお醤油で戻すことができるので、参考にしてみてくださいね。

＜材料＞
・乾燥米麹（バラバラのものが使いやすい） 100g
・有機のお醤油 150g
・有機のお醤油（継ぎ足し用）

・キッチン用アルコール（熱湯消毒の場合は不要）
・保存容器
・スプーン

＜醤油麹の作り方＞乾燥麹／水不要

キッチン用アルコールで保存容器を消毒し、キッチンペーパーなどで拭き取る。熱湯消毒でもOKですが、耐熱容器かどうかに注意をしてください。
保存容器に乾燥米麹を入れる。※固まりのものは、手でバラバラにして入れる。
醤油を２に入れる。
スプーンを消毒し、３をよく混ぜる。
フタをして翌日まで常温保存。
翌日。麹が醤油を吸っていると思うので、麹がヒタヒタになるまで醤油を足す。
スプーンを消毒し、６をよく混ぜる。フタをして常温で保存する。
以降、毎日１回混ぜる。夏は1週間、冬は2週間ほどで出来上がり。
冷蔵庫で保存。

醤油麹は見た目では、完成したのかどうかが分かりにくいです。ある程度の日数が経ったら、麹を１粒指にとって潰してみてください。簡単に潰れるくらいの柔らかさになっていれば完成しているので、冷蔵庫に保管して大丈夫ですよ。

醤油麹の美味しさは、お醤油で決まります。是非、こだわったお醤油で作ってみてくださいね。

まとめ

醤油麹を乾燥麹で水を使わずに作る方法をご紹介しました。いかがでしたか？
醤油麹の保存方法に関しては、上記で紹介した醤油麹の保存容器のおすすめの選び方【入れ物５選】１００均・無印で解説しているので、参考にしてみてくださいね。
また、生の麹で作る方はマルカワ味噌さんがレシピを公開しているので、こちらを参考にしてみてください。

▼マルカワ味噌さんの生麹を使ったレシピ
醤油麹（しょうゆ糀）の作り方