【麹の種類】こうじの効果効能、使い道。味噌作りの糀はどれ?

「麹って体に良さそうだから使ってみたい!」という方は多いのではないでしょうか。
本記事では、嬉しい効果や麹の種類、使い道などを解説します。
自分にぴったりの麹を見つけてくださいね。

【こんな人におすすめ】
麹について知りたい人
こうじの種類・効果効能・使い道が知りたい人
味噌作りの麹選びに迷っている人 

<目次>
【麹とは?】穀物に麹菌を生やしたのがこうじ。麹と糀は同じ。
【種類】こうじ3種類 <味噌作りに使える麹>
    米麹(玄米麹・発芽玄米麹)/豆麹/麦麹
【効果】お肉が柔らかくなる/腸内環境を整える(便秘下痢解消/美肌美髪/ダイエット)
【使い道】麹を使って作れるもの。おすすめ3選
まとめ

【麹とは?】穀物に麹菌を生やしたのがこうじ。麹と糀は同じ。

麹とは、米、麦、豆などの穀物に麹菌を生やしたものです。麹菌とは、発酵させるためのカビだと思ってくださいね。
一時期、塩麹がお肉を柔らかくすると流行りました。
私の母も当時ブームに乗っていたのか、塩麹につけたお肉が食卓に並んだことがありました。
この塩麹も、麹が原料で作られています。

スーパーや食料品店に行くと、1番よく見かけるのが米麹です。これはお米に麹菌を生やしたものということになります。
下で詳しく解説しますが、他にも麦に麹菌を生やした麦麹や豆に麹菌を生やした豆麹などもあります。

ちなみに、は全く同じもの。漢字が違うだけなので、ご安心くださいね。

麹とは?
麹、糀(こうじ)は、米、麦、大豆などの穀物にコウジカビなどの食品発酵に有効なカビを中心にした微生物を繁殖させたものである。

wikipedia 参照

麹菌とは?
麹(糀、こうじ)をつくるための糸状菌のことです。

株式会社麹屋もとみや HP 参照


【種類】こうじの種類 <米麹(玄米麹/発芽玄米麹)・豆麹・麦麹>

先ほども軽く説明しましたが、麹には主に米麹(玄米麹/発芽玄米麹)・豆麹・麦麹の3種類があります。
一般的にスーパーなどで売られているものは米麹がほとんどです。
しかし味噌作りは麦麹や豆麹もおすすめなので、それぞれご紹介いたしますね。

【米こうじ】

米麹とは、お米に麹菌を生やしたもの
甘酒や味噌、日本酒をつくるのに使われる一般的な麹です。塩麹や醤油麹も、米麹を加工したものですよ。
米麹は白米ですが、玄米麹発芽玄米麹などの種類もあります。味噌作りを始め、何にでも使いやすいのが特徴です。

おすすめの米麹については、別の記事でまとめているのでご覧ください。

▼おすすめの米麹を知りたい方はこちら
【ランキング】国産・有機米麹のおすすめ17選(生麹/乾燥こうじ)

【麦こうじ】

麦麹とは、麦に麹菌を生やしたもの
麦味噌や麦焼酎をつくる際に使われています。麦味噌を作りにおすすめです。

麦麹の栄養素や効能、麦味噌の特徴については別の記事でまとめているのでご覧ください。

▼詳しく麦麹について知りたい人・おすすめの麦麹を知りたい人はこちら
【こうじ】スーパーで見ない麦麹/豆麹。アマゾンなどの通販がおすすめ。

【豆こうじ】

豆麹とは、豆に麹菌を生やしたもの
豆味噌や八丁味噌をつくる際に使われています。豆麹はとてもレアな麹なので、こだわって豆味噌を作りたい方におすすめ

豆麹の栄養素や効能、豆味噌の特徴については別の記事でまとめているのでご覧ください。

▼詳しく豆麹について知りたい人・おすすめの豆麹を知りたい人はこちら
【こうじ】スーパーで見ない麦麹/豆麹。アマゾンなどの通販がおすすめ。


【効果】お肉が柔らかくなる/腸内環境を整える(便秘下痢解消/美肌美髪/ダイエット)

お肉が柔らかくなる

麹には多くの酵素が含まれており、その中の1つにプロテアーゼがあります。
これがお肉のタンパク質を分解する働きがあり、結果的にお肉が柔らかくなります

たまにヨーグルトにお肉をつけておくレシピがあると思いますが、ヨーグルトと比べると麹につけておく方がその効果は大きいです。
これまでヨーグルトを使用していた方は、麹に挑戦してみると違いを実感できるかもしれませんね。
振りかけるだけでお肉が柔らかくなる、麹パウダーも発売されています。

便秘下痢解消

麹が持つ酵素は、オリゴ糖や食物繊維を生み出します。
オリゴ糖や食物繊維がお腹に良いということは、知っている人も多いのでは無いでしょうか。
これらは善玉菌の餌となるので、摂取することで増殖し、結果的に腸内環境が良くなって便秘や下痢の解消に繋がるのです。
腸活サプリなどにも麹が使われています。

ダイエット効果

麹には、ビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンBは、身体のエネルギー代謝に働きかけるのが主な役割です。
代謝促進を促すため、ダイエットの手助けをしてくれます。
毎日の食事に取り入れるだけで、ダイエット効果があるのは目に鱗ですね。食事に取り入れるのは難しい方は、サプリなども発売されていますよ。

美肌・美髪に!

麹は麹エキス配合の化粧水やシャンプーが発売されているほど、美肌、美髪効果も期待できます。
外側からの使用ももちろんですが、食べて取り入れることで内側から綺麗になれますよ。

【使い道】麹を使って作れるもの。おすすめ3選

手作り味噌

この中で一番、使い方が想像つくのが味噌ではないでしょうか。
毎日のお味噌汁はもちろん、サバの味噌煮など和食には欠かせない存在ですよね。
大豆・塩・麹のみで作ることができるので、麹の使い道としておすすめです。

麹の種類としては、米麹(玄米麹/発芽玄米麹)・豆麹・麦麹のすべての麹で作ることが可能です。
一般的なお味噌は、米麹で作られているものが多いですが、麦麹から作られた麦味噌、豆麹から作られた豆味噌なども存在します。

手軽に少量の味噌作りをしてみたい方は、以前わたしが味噌を作った時のレシピを紹介していますので、ご覧ください。また麦味噌・豆味噌と普通の米味噌との違いも別の記事で紹介しています。

▼味噌の作り方はこちら
初心者も簡単【味噌の作り方】乾燥麹でつくる手作り味噌レシピ
▼麦味噌・豆味噌に興味がある人はこちら
【米/麦/豆味噌】違いは麹!こうじで決まる栄養素。

<塩麹/醤油麹>

塩麹は、もしかしたら料理に使ったこともある方もいるのではないでしょうか。
お肉を柔らかくするのはもちろん、塩の代わりに使うことができるので、ネギと組み合わせて塩ダレとしても万能です。作るのも混ぜるだけで、とっても簡単です。


一方で、醤油麹はあまり馴染みがない方も多いかもしれませんが、旨味が塩麹より何倍もあります。
こちらも醤油を使うときに、醤油麹に置き換えるだけで気軽に使うことができるので、個人的には1番使いやすそうなのが醤油麹だと思っています。
煮物や炒め物など、ありとあらゆる料理に使えそうですね。卵かけご飯にもおすすめです。

麹の種類としては、米麹(玄米麹・発芽玄米麹)でつくる塩麹・醤油麹が一般的です。
麦麹で作っている人もいるみたいなので、挑戦してみるのもありですね。

せっかく醤油麹を作るなら、醤油にもこだわりたいですよね。おすすめのお醤油を別の記事でまとめていますのでご覧ください。

▼おすすめの醤油を知りたい人はこちら
あなたの醤油は安全?【食品添加物なし】おすすめ醤油ランキング!


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甘酒

甘酒を普段飲むことは少ないのではないでしょうか。
小さい頃、母に作ってもらった甘酒を飲んだ記憶が微かにありますが、大人になってからはめっきりと減ってしまいました。
しかし偶然立ち寄ったカフェで手作りの甘酒をいただいたのをきっかけに、大人になってからの甘酒の魅力に気がつきました。予想に反してめちゃくちゃ優しい味わいで、とても美味しかったです。

多少の時間はかかりますが、炊飯器で簡単に作れます。
甘酒の使い方としては、普通に飲むのはもちろんですが、ドレッシングとしてサラダにかけたり、ケーキを焼くときに砂糖の代わりに入れてもしっとりさせてくれますよ。

麹の種類としては、米麹(玄米麹・発芽玄米麹)でつくる甘酒が一般的です。
お米の自然の甘さが引き立ち、とても美味しく出来上がります。麦麹で作っている人もいますよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。
米麹はスーパーにも売られているだけに、使い方もたくさんあって初心者さんにも使いやすそうですね。
逆に麦麹や豆麹は、麹を普段から取り入れていて、こだわりの味噌作りをする方におすすめの麹だと思います。
塩麹や醤油麹は、時間はかかるものの混ぜるだけで簡単に作れるので初めての方にもおすすめです。

麹の活用に慣れた方は、麹自体を手作りすることもできるので、トライしてみるのもありですね。

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PERMACULTURE CENTER JAPAN 参照

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